福岡でパーソナルジムの開業前に知っておきたい床材選びについて床のプロが解説

飯塚市 トレーニングスタジオ開設 トレーニングスタジオ

床材の選び方と重要性

パーソナルトレーニングスタジオの開設するとき、ある程度の内装工事が必要となってきますが、その中でも特に注意するべき場所は「床材に何を選ぶか」です。

間違った床材を選択してしまうと、思わぬ怪我にもつながるし、使いづらい、メンテナンスし辛いなんてこともザラにありますから、これからトレーニングジムを開業予定の方やすでにパーソナルジムを経営しているけど床の貼替えを検討している方は是非、今回のブログを参考にしてみてください。

ジムの床材に最適な床材の種類

床材には色々な種類がありますが、トレーニングスタジオで使用するならあまり選択肢は有りません。

24時間ジムで有名なエニタイムフィットネスの場合でいうと、フリーウエイトエリアはゴムマットやゴムシートが敷き詰められていて、初級者や上級者または幅広い年齢層の方が利用するマシンエリアでは、タイルカーペットが敷いています。

その他

ストレッチやフィジカルトレーニングエリアでは長尺塩ビシート)が敷いています。

このように、目的に合った場所で目的に沿った床材を選ぶことが大事なのです。

ゴムマットやゴムシートは高額

パーソナルトレーニングジム開業 内装工事

一般的なパーソナルトレーニングジムには、パワーラックやスミスマシンなど本格的な筋トレにも対応できるようにある程度の器具を揃えているジムは多いです。

スミスマシンなどは、それ自体で高重量になるし、重たいプレートやダンベルを床に落としたときでも安全なように、床にはゴムマットを敷くことがデフォルトになっていますが、これをジム全体に敷き詰めるとなるとかなりの高額予算がかかってきますから、一人を相手にする小規模なパーソナルジムの場合だとゴムマットやゴムシートはパワーラック周辺のみに敷き詰める事がベターだと考えます。

パーソナルトレーニングスタジオ内装工事福岡

 

タイルカーペットの場合

パーソナルジムの床にタイルカーペットを選択した場どのようなことになるか考えてみます。

まず、先程お伝えしたエニタイムフィットネスで、何故マシンエリアにタイルカーペットを選択しているのかを僕なりに考えて見るんですけど

・メンテナンス簡単
・動きが無いマシンエリアだから
・ゴムマットより安価
・見た目のデザイン性
・遮音性が高い
こんな感じで、いくつかの理由が思い浮かびます。

タイルカーペットのデメリットとは

パーソナルジムにタイルカーペットを選択した場合のデメリットとして、グリップ力が低下するので、フロントランジなどトレーニング種目によっては危険が伴う事がありますから注意が必要ですね。

仮に滑らないとしても、シューズで床を擦るような動きが多い場合もタイルカーペットの劣化に繋がりますのでトレーニングエリアでのタイルカーペットの使用は積極的にはおすすめはしません。

それをご理解頂いた上でのタイルカーペット導入であればもちろん対応させていただきます!

ジムに最適な床材は塩ビシート

幅広い年齢層や経験層にも対応しているパーソナルトレーニングの場合、スペースにも限りがありますから、色々と床材を張り分けることも必要ないと考えます。

まあエントランス位はタイルカーペットを敷くのも有りかもしれませんが、10坪から15坪位の広さのジムならオールマイティーに汎用性がある

長尺塩ビシートがおすすめです。

 

この長尺塩ビシートって業界によっては、リノリウム(リノ)って呼ぶことも有るみたいなのですが、内装業界の人から言えばリノリウムって言うのは、長尺シートの中の種類の中のひとつなので、一般的には塩ビシートのことを長尺シートと呼んでいいと思います。

長尺シート塩ビシートを選択するメリットとは

 

・安価
・デザイン性が豊富
・グリップ力が高い
・貼替えが可能
・掃除が楽
・施工が早い
ジムの床材に塩ビシートを貼るメリットはこの様にいくつかのメリットがあります。
10坪から15坪位の広さのジムなら1日で長尺シートの貼り付けは完了出来ますよ!
これらの理由から私はトレーニングジムの床には長尺塩ビシートを強くおすすめしています。
しかし
間違えてほしくない事が一点あります。
それは・・・・

クッションフロアはNGです

広い意味でクッションフロアも長尺シートの仲間だという内装屋さんも居るでしょうが、僕は違います。

クッションフロアはクッションフロアという別ジャンルで考えますので、先程から推奨している長尺塩ビシートとクッションフロアそもそもの性質が違うのです。

クッションフロアは自宅のトイレや洗面所などの床に貼られている発泡層で出来ている床材なので、とっても柔らかいんですよ。

柔らかい故に、表面の強度が弱いんです・・・・。

ジムでクッションフロアを貼っていると、重たいものを床に置いたり落としたりした場合、一瞬で凹んでしまいます。

場合によっては剥がれて来る可能性も大デス。

クッションフロアはどの床材に比べてもとても安価なのですが、適材適所では有りませんので、ジムでの使用は避けてください。

もし

内装会社の担当者が、クッションフロアを薦めてきたら「ハッ?」って思って結構です。

それくらいの知識しか無い内装会社に大切なあなたのジムの内装工事を任せるかどうかの判断材料にもなりますね。

 

トレーニングジムでおすすめな長尺シート

大手フィットネスジムのエニタイムフィットネスでも使用されているので実績は申し分ない長尺シートをご紹介します。

その品番はサンゲツのPM-22142 コンクリートです

しかし・・・・

ご紹介して置きながら申し訳ないのですが

2024年の年末にサンゲツの仕入先工場の火災によって、サンゲツに資材の供給がストップしている状況のため、出荷が無期限で出来なくなっている状態です。
※2025年1月22日現在

もし、今後復活したらPM-22142 コンクリートも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

パーソナルトレーニングの床材には、表面が丈夫で施工性もデザイン性も有る長尺塩ビシートがおすすめです。

タイルカーペットは使用箇所や目的によっては場合により有り。

クッションフロアは・・・・・NG

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社長自らも筋トレ大好き人間なので、ある程度話は理解できると思います!

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