タップダンススタジオで一番力を入れるべき場所って当然床ですよね。今回はそのタップダンスの床について書いていきます。
タップダンスは床が命
ダンススタジオ内装センターのブログやツイッターでも
ダンススタジオは床が命ってよく書いているのですが
それはタップンダンスも同じです。
って言うか
タップンダンスこそ床が命では無いでしょうか。
通常のダンスって
もちろん踊ることを表現しますが
タップシューズを履いての華麗な足さばきで
タップシューズのヒールとボウルを匠に使って、もう音楽と言っても過言では無い位の
リズミカルな音を醸し出します。
あれ
聞いててほんとに気持ちいいですよね〜〜
床を作ることに失敗してしまいました・・・
ある日、タップダンススタジオを経営しているオーナーさんから
深刻な感じで相談の電話が有りました。
聞くと
別の会社さんに、タップダンススタジオの床を作ってもらったのだけど
ビルに入居している周囲の方から
音に関してのクレームが来てしまい
困ってしまってて・・・・
そうとうまいった感じのテンションでした。
とりあえず現場に伺い現場を確認したところ
スタジオがあるビルはかなりの古いビルでした。
そのため
タップダンス特有のステップで
床の振動がそのまま床や壁を伝って
周囲に迷惑をかけていたのです。
どんな工事会社に依頼したのか聞くと、ネットで見つけた普通の工務店で値段が安かったらと言う事でした。
つまり、ダンススタジオの工事の経験は、ほぼ無い会社に
タップダンスと言う特殊な工事を依頼してしまったのですね。
だから失敗してしまったと
後から気がついたそうです。
お見積りをして工事に取り掛かりましたが
既存の床を解体してわかったのがこの床の構造は・・・だめでしょって言うくらい簡素なもの。
正直これでは・・・・
現場にいた職人さんも含め唖然としてしまったのを
覚えてます。
今回のミッションは
・見た目は同じ様に作って欲しい
・使う床材も同じ材料でお願いします
・防音をしっかりしてほしい
この3点です。
防音性を高めるために一番下に、カーペットタイルを敷き詰め、壁に床がくっつかない様にし、振動が伝わりにくい構造で
床を作っていきます。
遮音マットも入れて
防音対策は完璧。
仕上げに無垢材を貼って
工事終了です。
見た目は工事前と全く同じなのですが
中身は全く別物なんですよ。
しかし
今まで響いていたタップダンスの音が
全くなくなるわけでは有りません。
幾ら防音対策をしても
今回の音をゼロにすることは不可能ですって事は
事前にお伝えしています。
でも
ちゃんとした工事のおかげで
その後のクレームはあったとは報告は有りませんので
良かったですね^^
ダンススタジオは床が命です。
本当に良いスタジオを作るには
しっかりとした床を作ってくれる内装工事業者に依頼しましょう。
その他の事例も多数掲載している
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